藤野園芸ランド
散策:2003年02月上旬
【里山散歩】 藤野園芸ランド
概 要 藤野園芸ランドは相模湖の南岸の丘一帯に広がり、雑木林の散策が楽しめます。 また、芸術の町らしく、野外オブジェが各所に設置されています。 春・夏・秋・冬、いつ訪ねても園芸ランドは楽しい魅力がいっぱいです。 山里の素朴な自然の中で、新しい発見をしてみましょう。
起 点 藤野町 藤野駅
終 点 藤野町 藤野駅
ルート 藤野駅…野趣味覚センター…正念寺…藤野駅
所要時間 4時間10分
歩いて... 春・夏・秋・冬、いつ訪ねても園芸ランドは楽しい魅力がいっぱいです。 山里の素朴な自然の中で、新しい発見をしてみましょう。
関連メモ 高倉山
コース紹介
藤野(ふじの)駅
藤野駅(JR中央線)から歩き始め、コースを一巡りし、また藤野駅へ戻ってきます。 藤野は相模湖の西側の山あいにあり、 先の大戦時に若手芸術家が疎開してきたことが縁で、芸術活動が盛んな町です。 駅前にある藤棚は、季節には見事なふじ色に染まります。
藤野町の四季
【春】 は新緑の季節。 やさしい風に包まれながら遊歩道を歩くと、そこは森林浴の世界。 陣馬山や生藤山方面、石老山や石砂山周辺など、気軽に楽しめるさまざまなハイキングコースで、 小鳥のさえずりを聞きながらお弁当をひらいてみてはいかがでしょう。
【夏】 は青い空と白い雲。 照りつける太陽。こんなまぶしい季節は、自然の中でおもいっきりキャンプをするのもGood。 昼はバーベキュー、夜は満天の星空を見上げながら、友人・家族と語り合うのもたまにはいいかも。
【秋】 は味覚と芸術の季節。 山々の紅葉を目にしながら、栗ひろいやサツマイモ掘り、シイタケ狩りなど、 土のにおいと温かさをじかに感じてみてください。 芸術体験ができるのも藤野ならでは。 おいしさとアートをまるかじり、秋の一日を満喫すれば心身ともにリフレッシュ。
【冬】 は丹沢の山並みを眺めながら露天風呂。 相模湖でワカサギ釣りを楽しんだあとは、冷えた体を温めたい。 白い綿帽子をかぶった山々を、湯気の向こうに望みながら温泉にユッタリつかるのもオツなもの。
相模湖の西に架かる弁天橋を渡り、名倉地区へ向います。
相模湖での禁止事項
相模湖では次の行為をすることは条例により禁止されております。 これに違反した時は罰せられることがあります。
1.水泳、水浴又は水上スキーをすること。
2.舟艇、いかだ、その他これに類する物を運航し、けい留し、又は浮遊させること。
ただし、前2項について特に知事が許可したものを除きます。
相模湖は、私達の飲み水になる大切な水がめです。 お互いに湖やその周りを汚さないよう心がけましょう。 「来てよかった相模湖、また来たい相模湖」に皆さんのご協力をお願いします。 湖岸や湖面で、危険な遊びや禁止されている行為はやめましょう。 危険な遊びや、ごみを捨てる人を見かけた人は一言ことばをかけてやってください。
 (神奈川県)
野趣味覚センター
相模湖の南岸の丘一帯に広がる園芸ランドの入口に、野趣味覚センターがあります。 パンフレットをもらって、コースをチェックしておきましょう。 味覚センターの周りには桜の木が何本も植えられており、 春には綺麗な花を咲かせます。
開館:9:00〜17:00
野趣味覚センターの前に、小振りのワンコがいました。 人馴れしているのか、近づいても吠えたりはしませんでした。 犬もみんなこうだといいのですが…
世の中には、イヌ派とネコ派がいますが、私は断然ネコ派。 なぜかと言うと、それは子供の頃の体験からなのです。 もの心ついた時、実家には猫がいました。農業をしていたので、 貯蔵している米や芋類などをネズミの害から守るために飼われていたのでしょう。 その猫を近所の犬がいじめるのです。 なにも悪いことをしていないのに、うちの可愛い猫を吠えて追いかけ廻すのです。 だから犬が大嫌いになり、時が過ぎて猫を飼わなくなった今でもネコ派のままなのです。
樹木の枝に多くのトビが止まっていました。 近づくと一斉に飛び立ち、ピーヒョロローと鳴きながら ぐるぐると輪をかいて空を舞い始めました。 近頃ではこのような光景を間近に見る機会もなく、 懐かしくなって、しばらく空を眺めていました。 写真では遠くに見えますが、実際にはもっと間近で飛び回っていました。
園芸ランドの中には広い雑木林があり、その中をいくつもの散策路が巡っています。 神奈川県の美林50選にも撰ばれている美しい森です。 各コースの始まりには、このようなゲートが設置してあります。
冬枯れの雑木林の中を、落葉の絨毯を踏んで進んで行きます。 山肌は、クヌギ、コナラ、ヤマザクラなどで覆われ、 春は新緑、夏は森林浴、秋は紅葉、冬は落葉の絨毯と、 四季それぞれに散策を楽しめます。
水源かん養保安林
この森林は、私たちの生活になくてはならない水を貯え、供給する大切な働きをしています。
 (神奈川県)
ベンチのある峠に着くと道標があります。 「葛原(とづらはら)」方面へ進んでいきます。
明るい雑木林の尾根を、広くてしっかりとした道が続きます。 山火事が多いのでしょうか、何ヵ所かに防火用水が置いてありました。
防火用水の蓋をとってみると、大きなドラム缶が2本おいてあり、 その中には水が一杯入っています。 先日からの冷え込みで、その表面はカチカチに凍りついていました。 「これじゃぁ消火に使えないや」と思いながら、チョンチョンと指先でつついてみました。 何cm位まで凍っているのでしょうか、ビクともしませんでした。
青空を背景にして、何本かの竹が空に向って生えていました。 竹は、雑木とはまた違った独特の雰囲気があります。 例年は地下茎から竹の子が出て殖えていき、 数十年に一度、花が咲いて枯れてしまうという、 他の草木には見られない生活サイクルをもつ珍しい植物です。
私の実家の山にも小さな竹林があり、子供の頃に親に連れられて竹の子掘りに行きました。 地面からちょこっと顔を出しているのがいいそうで、 育ちすぎると硬くて美味しくないということでした。 私は竹の子の先端の柔らかい部分が好きでしたが、 親は根元の硬めのところがいいのだと言っていました。 子供と大人の嗜好の違いなのでしょうか。 それとも、先端から根元までのすべてを無駄にしないための知恵だったのでしょうか。
正念寺
コース途中にある正念寺には、立派なしだれ桜の木があります。
かながわの名木100選 正念寺のシダレザクラ
四方に均等に伸びてしだれ、樹姿が整っており、4月上旬の開花期には実に見事である。
  樹高:12m 胸高周囲:2.5m 樹齢:約250年(推定)
シダレザクラは、本州中部から九州の山地に生えるエドヒガンの枝が垂れるもので、 各地に栽培されている園芸品種である。 樹高20m、胸高周囲5m、樹齢500年に達するものもあると言われている。
 (神奈川県)
観光農園
この辺りには、栗拾いや芋堀りなどの観光農園が多くあります。
 さつまいも園 9月〜11月中旬
 やまいも園 9月〜4月下旬
 栗ひろい園 9月〜10月
 きのこ園 年間
 じゃがいも園 6月〜7月
園芸ランドには、30数個の観光農園があります。 入園料は無料です。 農家の方の人情味のある細やかなもてなしが待っています。 普段、コンクリートに囲まれた生活をしていると、 たまには、このような農園で土に触れる体験をしてみるのもいいものだと思います。
藤野(ふじの)駅
弁天橋を渡って、元来た道を藤野駅(JR中央線)へと戻っていきます。
藤野園芸ランドには、各所に野外オブジェが設置され、訪れるハイカーの目を楽しませてくれます。 散策していて見かけたものを紹介します。 ここに掲載したもの以外にもまだまだあるようです。 ひと目見てすぐに分るほど具象的なのや、 説明を聞いても分らないほど抽象的なのなど、色々なオブジェがありますが、 ちょっと考えるとイメージが連想できるような「ほどよい抽象度」のものがいいように思います。 今回見かけたオブジェの中では、「FLORE.FAUNA」や「両側の丘の斜面」が気に入りました。

[カナダ雁]

[あなたに]

[芽軸]

[雨]

[森の記念碑]

[庵]

[FLORE.FAUNA]

[羅展薔薇]

[景の切片]

[森の守護神]

[斜影子午線]

[限定と無限定]

[COSMOS]

[両側の丘の斜面]

[・・・]